■リーダーシップとチームワークその1

 1.効果的なリーダーとは
  〜人間のエネルギーとビジョンを創造することこそが、リーダーの役割〜
 (1)効果的なリーダーには使命がある
 (2)ついて来る者がいてこそのリーダーである
 (3)リーダーは一貫性に支えられている
 (4)メンバーが正しいことを行うことが、効果的なリーダーであることの証明
 (5)模範となるのはリーダー自身である
 (6)究極のリーダーは使命の下に自分を置く

 2.一流のリーダーに共通するワークスタイル
 (1)組織の使命を考え抜き、それを明確かつ目に見える形で定義し、確立する
 (2)自分がやりたいことからではなく、なされるべき事柄からスタートする
 (3)自分には何ができるかを考える(自分の強みを基盤にする)
 (4)部下の個性を大切にする(自分のコピーを求めない、部下の強みを活かす)
 (5)部下の優越性を歓迎する(部下の強みを恐れない)
 (6)仕事の基準を守り抜く
 (7)権限の保持と委譲が的確である
 (8)自己点検を怠らない

 3.リーダーの基本能力
 (1)人の言うことをよく聴こうとする意欲、能力、規律
 (2)自分の考えを理解してもらう継続的努力

 4.リーダーがしてはならないこと
 (1)自分のしていることや、していることの理由は、組織内の誰にも自明なこと
   であると考えてしまう
 (2)手柄を独り占めする
 (3)ものごとがうまく行かないとき、人のせいにする(部下の悪口を言う)
 (4)自らの後継者を自分だけで決める
 (5)カリスマ性を求める
   →効果的なリーダーシップはカリスマ性に依存するものではない
   →カリスマ性はリーダーを破滅させる

 5.効果的なリーダーはバランスを考える
 (1)長期と短期のバランス
 (2)大きなことと細々したことのバランス
 (3)集中と多様化のバランス
 (4)慎重と性急のバランス
 (5)機会とリスクのバランス